チョップの力加減

赤本のExをパラパラめくって譜面を細かくみると、ブルースで、"チョップ"奏法が出てくる。

ー12ー
ーXー
ーXー
ーXー

上記のようなタブで表される奏法。


いままで、音楽的に強調したいところで出てくるので、ピッキング強度でいったらほぼ10の力で右手を使っていた。しかし自分がやっても、ピック深く入ってブチブチと弦に引っかかりすぎてしまう。重たい感じになってしまい、「なんか違う」感がすごかった。

いろんなうまい人のライブ動画を見て思ったのだが、どうもピッキングは強いというより、「普通」な感じだった。

左手ミュートをきちんとして、どちらかというといつも通りくらいの力で演奏するほうが、いいトーンがでるような気がする。これは今まで思い違いをしていたのではないかと思った。

チョップ奏法は、「右手が荒ぶってしまって他の弦に当たっても良しとする演奏法」ではなくて、「ミュート音+実音を的確に出すことで、いつものピッキングでも、右手の力強さを”聴感上”はっきりと出す演奏法」ではないかという仮説が出てきた。

どちらにせよ左手はきっちりミュートしておく必要はあるので難しいけれども。

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