ギターの演奏を、なぜ「ピッキング」というのか考

なぜ弦をポロポロと爪弾くことを「ピッキング」というのか?

「つまみとる」という意味を、弦に対してなぜ使ったのか?

これは植物をつまみとるという人間的なことにあてたというより、鳥が樹の実などをすごいスピードでチュチュチュっと食べている様のほうを、語源にした気がする。

水上から、水中に一瞬入って、魚を捕まえて、次の瞬間には水上にあるクチバシをイメージした気がする。大きくパッと動いているのだが、正確な一点を狙った動きであり、無駄はない。

ギターのストロークもボディー幅の端から端までぐらい動かすといい。その動作の最中に、狙った弦をチュチュチュっと「ピッキング」していくのが、もしかしてギターという楽器自体を考えついた昔の人の思った演奏スタイルかもしれないと、最近思いはじめる。

このブログの人気の投稿

ナットにグリス

ピックの硬さはどれくらいがいいのか

またスピーカーコーンを変える